おうち

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指原と北原、別々の本を選んですわる。 最初は、 指原が床に、北原がベッドに座って たいした会話もなく本を読んでいた。 でも、 「北原、」 「どうしたの、さっしー?」 「こっち座ったら?」 と、自分の隣をポンポンっと叩きながら。 少しは近くにいてほしい・・・なんて、 おもってしまったりして。 「めずらしー。」 と、呟きながら北原が隣に座る。 でも、会話は全然ない。 それでも、 隣に北原がいると感じながら 本を読んでるだけでうれしくて。  なんだか指原、北原の事好きみたいじゃん と思ったとき、 好きなんだな~っと思った。 なんだか笑える。 「北原、それ面白い?」 「うん。」 恋心に気づいたところで、 へたれな指原には何もできないわけで。 ただ、そばにいられることを喜んでいたいな と思った。 「北原~、」 好きだよ。 END
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