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それでもこのお店に勤めているのは、やっぱりナンバー1に憧れたから。
あたしのお店のナンバー1はいつもぶっちぎりの成績を残していた。
他の誰も寄せ付けない程の成績。
少し気が強くて、自分の意見をズバズバ言う。
でも素直だから時々客席で弱音も吐く。
泣きもする。
ずる賢くて、どこか憎めない。
むしろ可愛い。
あたしの憧れの人。
あたしはこの人みたいになりたくて、このお店を辞められない。
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