庚信一

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そして風呂に入って寝る。 風呂に入っている時に妹以外の誰か、例えば呪いの札を外したキョンシーとかが脱衣場に入って来たのでシャンプーのキャップを外して、ボトル一本を顔面にかけた(目がああ!目があああ!と言っていたので女ムスカだと言うことにする)。 明日シャンプー買わないとな。 大山にでも頼むか。 寝よう…… 「信一!信一!?」 やかましい声で目が覚めた。 部屋の入り口で、目が充血し、ずぶ濡れで泥臭くて、野生動物捕獲ネットに絡まった大山が居た。 全く愉快なやつだ。 さて、まだ暗いし寝るか。 「信一!起きろこの鬼畜!!鬼!悪魔!!」 「誰の事だこの妖怪蜘蛛女」 自分の巣にかかるなんて、なんて間抜けな妖怪だろう。 「くそぅ…でも私のこんな姿を見て信一がうれし「さて、警察警察」なら私もうれ「あ、警察ですか?いやちょっと変な人が家に…」 寒空の下、パトカーを見送った。 …幼なじみが犯罪を犯すとは、残念な気持ちでいっぱいだ。 いっぱい過ぎて眠くなってきた。 恐らく幼なじみが犯罪を犯したことからの鬱の気だろう。 無理をせず寝よう。 アクビをして家に入った。
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