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鏡「うぉぉぉおおおお!!」
レイナ「っ!?」
鏡は空を見上げながらまるでドラゴンのような咆哮を上げた
近づいていたレイナも危険を感じて瞬時に鏡との距離をとった
レイナ「なっ・・・なんだ?この咆哮は・・・?」
レイナは驚愕した表情で鏡を見ながら思った
普通の男なら、襲い掛かろうとすれば私を拘束しようと抱き付こうとするはず・・・一体何が起ころうとしているんだ?
その頃、鏡の脳内では・・・
脳内指令「提督・・・あんたって人はぁぁあ!!」
※天使です
天使「あの女に勝つにはこれしかないのだよ・・・
さぁ!解放するんだ!すべてを!
はぁ~はっはっは!」
女A「目覚めてしまう・・・もう一つの性格が・・・」
覚醒するもう一つの性格
鏡「おおおぉぉぉ・・・ガクンッ・・・」
鏡は、咆哮が終わった瞬間・・・手と頭をぶら~んと下げた
レイナ「も、もしかして・・・大変な事をしたかも・・・」
レイナは冷や汗をかきながら鏡を見て後悔していた・・・まさか、こんな行動をするとは思いもしなかったから・・・
すると鏡は、自分の身体をバッと上げた
レイナ「ビクッ!?」
鏡「はぁ~・・・この状態になるのは久しぶりですねぇ~」
レイナ「さ、さっきまでと口調が違う・・・?」
鏡は、ゆっくりとレイナの方を見た
鏡「ふふふ・・・レイナさん・・・少しお仕置きが必要みたいですね?男を誘うとは・・・恐れ入りましたよ」
鏡は、どこぞの悪魔セバスチャンのような妖艶な笑みを浮かべていた
レイナ「お、お仕置き?私を?貴様が?
ふっ・・・ふは・・・ふははははは!」
レイナは驚いてはいたが、鏡の言葉に思わず笑ってしまう
レイナ「私は男になど屈せぬ!貴様に負けたとはいえ・・・心までは負けていない!やれるものならやってみろ?」
レイナは、右手に収まるほどの雷魔法を作り、鏡に向ける
鏡「っ!ほぉ・・・まだ、上級魔法を撃てるだけの力があるとは・・・(レイナの持っている黄色い玉は雷の上級魔法、ボルレイですか・・・対象の近くに近付けば、近付くほど威力が上がり、身体に触れた時に全体に電撃を与え、痺れて動けなくなった相手を残った魔法で剣を生成して止めをさす魔法・・・まぁ、レイナさんの場合、寸前で止めて僕の敗北を認めさせるようにすると思うのですが・・・)
レイナ「っ!?分かっていたのか?だが、遅い!響け雷!我の敵を撃て!ボルレイ!!」
まるで、螺○丸のように右手を突きだし、鏡に襲い掛かる
が・・・
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