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ガシッ・・・と突っ込んできたレイナの手首を掴む鏡
レイナ「何!?」
そして、鏡はそのまま掴んだ手を引っ張り、自分の所に抱き寄せた
レイナ「なっ!?は、離せ!?」
レイナは、いきなり抱き付かれるとは思っていなかった為、顔を赤くしてしまう
鏡は、フッと微笑みながらレイナの耳に囁く
鏡「なに赤くなってるんですか?可愛い人ですね?」
レイナ「っ!?は、はは離せと言ってる!!」
図星をつかれたレイナは、慌てて空いていた手で鏡の顔めがけて平手打ちで殴ろうとするが見えない壁により、当たらなかった
レイナ「えっ!?」
鏡「効きませんよ?魔法で防いでますから・・・
さてと・・・そろそろお仕置きタイムと行きましょうか・・・
その前に・・・」
そう鏡が言うと、レイナの手を掴んでいた所から黒い煙が出て、レイナのボルレイに纏わっていく
レイナ「こ、これは!?まさか!?」
鏡「そう・・・ご察しの通り、これは闇魔法『イーター』対象物の魔法を喰らう上級魔法です・・・便利ですが近づかないと効果を発揮しない使い勝手が悪い魔法ですが・・・」
そう説明してる間にレイナのボルレイは綺麗に消えた
驚きの顔をしながら鏡を見る
レイナ「(私の知らない魔法を使ったり、上級の魔法を無詠唱で使ったり・・・なんて桁違いの強さだ・・・
見た目で判断した私が甘かった・・・)」
鏡「さて、レイナさん・・・行きますよ?」
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