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鏡「(ていうか、レイナの笑顔って破壊力が半端ない・・・やべぇ、可愛い・・・)」
その笑顔はまるで、太陽のように眩しく、タンポポのような柔らかな微笑みだったから・・・
鏡は顔を赤くしてしまい、それを見られまいと、レイナから顔を背ける
レイナ「?」
レイナはどうしたんだろう?と顔を傾げて鏡を見ていた
はっ!?こんな事をしている場合じゃなかった!
早く戻らないと三人が心配しているだろう
てか、この密着状態を何とかしないと
鏡「あのさ・・・レイナさん」
レイナ「嫌です」
鏡「だぁから何で!?何でなん!?何も言ってないやんか!?」
おっと、つい興奮して関西弁になってしまった
レイナ「だって、ご主人様・・・腕を離してほしいんでしょ?この結界を解いたら、表にいる三人にこの状況を見られてしまうからですよね?」
・・・よく分かってるじゃねぇか・・・
鏡「そうだよ・・・その通り、レイナが腕を離してくれないと三人に何て言われるか・・・
だから、ちょっと離れてほしいんだ」
レイナ「・・・分かりました、ご主人様の頼みじゃ仕方ありません」
ほっ・・・何とか説得に成功したようだ・・・取り敢えず結界を解けるぜ
レイナは片方の腕を離し、もう片方の腕でガッチリと組んだ
そして、足をちょっとずらす
レイナ「はい!ご主人様!ちょっと離れましたよ?早速結界を「ちょっと待てぇぇぇええ!?」はい?」
鏡「何処が離れたの!?ただポジションチェンジしただけじゃねぇか!?あと、本当にちょっとだな!?足を一センチ離れただけじゃん!?」
レイナ「え~、ちょっとでいいって言ったじゃないですかぁ~」
鏡「ちょっとはちょっとでも流石に足を少しだけずらすって思わねぇよ!?普通!?とにかく、結界を解くから遠くに離れて!」
レイナ「ブゥ~~、分かりましたよ~」
レイナは頬を膨らせながら渋々、鏡の腕を離して遠くに離れる
鏡「はぁ・・・やっと離れたか・・・さて、結界を解くか・・・
フィールド・アウト」
鏡が言葉を言った瞬間、鏡が割れるような音を出しながら結界が消えていった
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