―プロローグ―

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『なぁ怜奈、そろそろ学校行ってくれねぇか?』 『親父…俺何度も言ったよな?学校には行かねぇ。女と関わりたくねぇんだ。』 『怜奈頼む、家では“女”の怜奈で居てくれよ~』 『嫌だ。』 『毎週棒キャンディー、一袋。』 『…』 『二袋』 『う゛…』 『さっ三袋…『分かった』 『我が愛しの娘よ~』 ボコッ 『ぐはっ』 『調子に乗んじゃねぇ………じゃなくて、調子に乗っちゃ駄目だよ?パパ☆』 我ながらいい出来……… 怜奈は廊下に伸びてる父親を後にして、自分の部屋に足を運んだ。 .
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