プロローグ

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恋は突然に。 なんて言葉を良く聞くけど、私は嘘なんだと思う。 否、正確には思ってた。 今は突然な恋もあっていいんだと思う。 ――私が、そうだったように 日が暮れて、学校から家路に着いた。 「ただいまー」 家からは夕飯の匂いがする 「おかえり」 エプロンを着たママがキッチンから顔を覗かせて言った いつもの、生活。 日常 ただ、違うのはご飯を食べた後にパパとママが真剣な顔をして私の前に座っていること 「どうしたの?二人とも改まって座っちゃって」 アハハ。なんて笑いながらお茶を飲む
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