29人が本棚に入れています
本棚に追加
「お前ら話し過ぎだ。」
猿野がこちらを睨みながらそう話す。
「1人増えようが関係ねぇ…
倒せる人数が増えたんだからな…
それにだ…雪野楓…お前のような強力な能力者がいるなんて思わなかった。」
「あら?
強力だなんてそんな買いかぶらないでくれるかしら?
私の温度変化は‘超’強力なのよ?」
「それは失敬…
でもな?
お前が超強力ならオレの火炎操作は‘超超’強力だ!!!」
そう言うと猿野はすかさず炎を繰り出してきた。
それと同時に鬼塚も走ってこちらに向かってくる。
「雪野!
お前にはあの炎野郎を!!!
オレはあのムキムキ野郎だ!!!」
「私に指示しないで…」
炎見つめながら、静かにそう話す雪野。
「負けんなよ?」
笑いながらオレがそう答えると雪野はこちらを見て微妙な笑みを見せながら
「私の台詞よ…」
こう答えた。
「いくぞ!!!」
オレのかけ声と共にオレは鬼塚に雪野は炎に向かって走り出した…
最初のコメントを投稿しよう!