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鬼塚は手をふりほどこうとするが全く動かない。
これは単純に圧縮した鬼塚の力に勝っていることを意味している。
「ま…マジ…かよ…」
ここまで深手を負わされたあの鬼塚が身動き1つ取れないなんて…
流石にあの雪乃すらも驚いていた。
「あそこまでレベルに違いがあるの?
…勝てっこないわ」
そう呟く雪乃を佑助は見ながら今度は持ち出していたノートパソコンをいじりだした。
「磁場の量、濃度を見ても、明らかに相手の方が勝ってる…
異力に超能力…面白い。」
佑助は画面を見つめながら笑みをこぼしていた。
その声を聞き逃さなかったQが佑助を見るとこう話し出した。
「あらあなたは…なるほど。
だから苗字が同じなのね。」
Qは何かに気づいたようだ。
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