SIDE薫 2

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「いた―――!! 」 教室のドアを勢いよく開けた男子がオレに指を指して言う。 何だよ… うぜぇな… 「ちょっと来てくれない? 」 そう言って男はオレの目の前に立つ。 身長170、体型、ルックス、モデル並み。髪の色はブラウン。 見た感じの印象は…よくマンガで言う『白馬の王子様』ってやつか? 「何で。」 冷めた顔で頬杖をついた状態で言うオレ。 「いいから!! 」 そう言って男はオレの手を引っ張った。 「ちょ!? 」 男はオレに居場所を教えずに、教室から連れ出して行った。 ったく、何なんだよ!?
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