生の記憶

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学校に着くと 誰一人として人がいなかった。 静かに冷たい風の音だけが響いていた。 「なんだ?? なんで誰もいないんだ??」 不思議に思い、真宏は携帯を開き 時間を確認する。 うゎー、1時間はやく 来てしまった...オレ、馬鹿だ。 馬鹿な自分に自己嫌悪をした。 「しょーがない。 どっかで暇つぶしにでもしとくか...」 真宏は校門を抜け、校舎へと足を進めた。 「ほんと誰もおらんなぁ...」 真宏は2年A組の真ん中、 1番後ろにある自分の机に座り 時計を眺めていた。 -----------。 少し散歩でもするか...
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