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2010年10月。
俺達はペンタゴンの作戦会議室に呼ばれた。
席に着くと、間を置かずDEVGRUの司令官がカツカツと靴の音を鳴らし、入ってきた。
俺達は立ち上がり、背筋を伸ばし立った。
「楽にして座ってくれ」
司令官は資料の上に手を起きながら言う。
俺達が座ったのを確認し、話を続けた。
「率直に言おう。
ビンラディンの潜伏先が分かった。
今までの情報と違い、非常に可能性が高い。
我々は以前からビンラディンの連絡役の男をＣＩＡ主体で追跡していた。
そして8月、その連絡役がパキスタンのある屋敷に出入りしている事が分かった。我々はそこにビンラディンが居る可能性が高いと見ている。
君達には、屋敷に見立てたキルハウスで今から半年以上の訓練を積み、確信が出来た所でＣＩＡ主導の元、このオペレーションに従事してもらいたい。
作戦名はオペレーション「ジェロニモ」だ。」
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