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20分ほど歩いて海薙高校に着いた
「ここです」
「ありがとうございます、助かりました。あの……名前を教えてもらえませんか?」
「瀬尾です。瀬尾海斗」
「瀬尾くんか…本当に助かりました。私は美凪葵(ミナギアオイ)です。今年からこの学校で教師をやらせていただきます」
耳を疑った
え!教師!?
この人が!?
全然そういう風には見えない……
「瀬尾くんは何年生ですか?」
「今年から2年生です」
「そうですか、じゃあ私より1つ先輩さんですね」
「いや、それはちょっと違うと思います……」
教師ということは俺より5つほど年上だろう
……見た目はむしろ年下だが
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