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「瀬川、朝だぞ!!」
「んー…あと5分……Zz」
「はぁ……十数えるうちに起きないと朝飯は無しだ。十、九、八、七、六、五、四「わかった、起きるって」
「ほら、さっさと着替えてこい。」
「…………」
「瀬川?」
「おはよ、ヤナ」
「あぁ、おはよう」
そう言って微笑を浮かべるヤナ。
俺の名前は瀬川 愛罹鈴(セガワ アリス)で、起こしてくれたのが柳 翔也(ヤナギ ショウヤ)。俺の幼なじみ。
「じゃあ俺風呂行ってくる」
「あ、洗濯しとくから洗うの出しとけよ?」
「おぅ。さんきゅー」
「さっさと行ってこい。」
「そう急かすなって」
――――――――――
「ふぃー、サッパリしたー」
濡れた頭にタオルを乗せ、ガシガシと拭きながらリビングに戻る。
「飯出来てるぞ」
「お、やった。ヤナの作ってくれる飯好き。いただきます」
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