7人が本棚に入れています
本棚に追加
「……だよ」
「え?」
「嫌だよ…これからも側に居てよ……」
「駄目だ」
「なんで……っ」
「……好きなんだよ、お前が」
「……え?」
「20年間、ずっとお前だけを想ってた。だから「だったら何でだよ!?」
「お前を傷付けた。」
「ヤナが居なくなったら俺はどうすれば良いんだよ」
「たまたま側に居たのが俺だっただけだ。お前には綾波だって居るだろ……」
「嫌だよ……ヤナがいい。ヤナじゃなきゃ嫌だ!!」
「……お前さ、自分が何言ってるか分かってるか?」
呆れたように溜息をつくヤナ。
「?」
「好きだ。と告白した相手に、お前じゃなきゃダメだなんて……」
「ぁ……///」
「無理しなくて良いんだよ」
そう言って頭をガシガシと撫でられる。
最初のコメントを投稿しよう!