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昔々、ある所に色んな狼系モンスターが集まって仲良く暮らす、お山がありました。 8回目の真ん丸お月様が昇るまで1週間といったある日、エレメントウルフの長老が皆を集めて言いました。 「もうすぐ年に1度のお祭りの日じゃ!皆でお祭りの準備をするのじゃ!」 するとそこへ大人のダイアーウルフが慌ててやって来て言いました。 「長老!銀色の糸も、木の太鼓も、キラキラの水晶もありません!」 これは、大変です。このままでは、お祭りが出来なくなってしまいます。 「慌てるでない!無いのならば、また集めれば良いのじゃ!」 長老は誰よりも長ぁく長ぁく生きているので、とてもとても物知りです。
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