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綾女は部屋に案内され、今先程の男性と向かい合わせに座っている。
?「まずは自己紹介しましょうか。私はここで寺子屋として子供達に勉強を教えています、吉田松陽と言います」
綾「私は綾女と申します、こちらが晴夜紫陽様と申します」
松「紫陽さんと綾女さんのご関係は…?」
綾「私と紫陽様は…主と式神です」
松「式神…ですか?」
綾「紫陽様の家、晴夜家は全員陰陽師のような力を持っています、その攻撃などの時、式神を使って戦うのです。しかし、その力を利用しようと狙う輩も少なくなく、晴夜家を攻撃してきた為、紫陽様の母から逃げるように託されたのですが、この辺りに逃げる場所が無いので、こちらに匿っていただきたいのです」
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