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陽はゆっくりと身体を離すと、あたしの腰を抱き上げて。この身体を椅子へと戻してくれた。
そしてスローモーションのように立ち上がり、見上げるあたしに優しい微笑みを落とす。
「……隣に。座ってもいいですか?」
あたしは、ただ愛しいその人を見つめて。
「……どうぞ」
揺るぎない大切な想いを。
煌めく未来へと馳せて……
☆.。・*゚end.。・*゚☆
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