しばしノホホホホ⌒ん☆

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題/夏の思い出 ~数年前~ パチンコ屋にて開店待ち。並んでる人がいっぱいだ。 うむ、夏らしい良い晴れ空だ。 雲一つない。 パチンコ屋の目の前はすぐ大きな道路になっている。並んでるちょっと離れた横を車が通り過ぎる。 友達数名と並んでいた。 道路の方から私を呼ぶ声が聞こえた。 おかしいな、人が横断する様な道路じゃないのにな。 疑心抱きながら道路の方を見てみる。 やはり誰もいない。 朝のラッシュ時間帯なだけに、車がいっぱいだ。 ただ車が渋滞してるだけ。 カーステレオかカーラジオかな? いや、違う。はっきりと呼ばれた。いや、はっきり声が聞こえた。 一台のトラックが通り過ぎて行く。 そこに彼女は現れた。 私は目を疑った。トラックが通り過ぎるのと同時に彼女が現れた事にビックリしたのではない。 並んでいる中から私は歩き始めた。 彼女に向かってだ。 彼女は何をする訳でもなく、ただ笑ってる様子で立っている。 私と一緒に並んでいた友達は、怪訝そうに私を見ていた。声をかけるわけでも無く。 彼女に手の届く所まで来た。 彼女はただ笑ってるだけだ。 私に手を差し出してね。 私は何も言わず、ある物、を彼女から受けとった。 やはり彼女は喋らない。ニコッと笑ってるだけだ。 私も喋らない。ん?なんと、なく、ね。ふふ 周りから見たら、何をやってんだこいつって思われてたでしょうね。 そして彼女は後ろを向いて再び道路に向かって歩き始める。 私も並んでいた場所に戻る為に彼女に背を向けて歩き始める。 並んでいた場所に戻った私は友達に、こう聞かれた。
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