二項

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ー黒龍と通信がとれる!? 一体なにが、ひっくり返ってそんなことできるんだ?! 当然会場全体は、ざわめきます。 さらにいうと、あのスーパー・ノヴァは、祖なる者の出現に呼応し煌めくという……。 しかしそれは、黒龍と話す事のできる彼女が所有者でないとただの美しいハンマーに過ぎません。 祖龍は、雷神と契りを交わしており稲妻を自在に降らす事ができるというのです。それにより、スーパー・ノヴァを彼女が使用すると、雷撃をお見舞いできるという神がかり的な要素が含まれていると……。 さらには、その雷神と契りを交わした祖龍が操る、雷撃は黒龍にさえ効くという程に強力で、あのスーパー・ノヴァを扱える彼女が一撃を叩きこむ為に、他のハンターが黒龍の動きを封じる作戦を練っているというのが、本題であったのです。 彼女がイャンクックを討伐しにいったのは、ハンマーの重さに馴れる為の試し打ちというのに話が繋がってきました。  
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