三項

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少女は家に帰ると、今日の出来事をハンターのお父さんに話しました。 そしてお父さんは一杯やりにいこうと、いつもの盛り場へ。 酔いが回ってきた所で娘が話したことを明かします。 娘がよぉ……遊んだんだってよ……。 んあぁ?男かぁ? そんなんじゃねぇさ…… だったらなんだよ あの霞龍と遊んだんだとよ……ヒック… 霞龍だって?なんかの間違いだろぃ……。 いやぁ、間違いだとは思うけどよ……なんつったって、姿は消すは紫で大きいわ舌は長いわで、思いっきり霞龍の特徴丸出しなんだよ……ヒック… まぁ年頃の娘だからなぁ……夢に出てきたのをそのまま話してんじゃねーか?ヒック… だといいけどな……。 お父さんも飲み仲間も、娘がみた夢だということで、その話は幕を切りました……ですが……。 近くでその話を聞いていた一人の狩人がいました。 (伝説の古龍、霞龍だって?ふはは……いい儲け話しを聞いちまったな……。) その狩人は、不適な笑みを浮かべ盛り場から立ち去っていきました。  
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