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少女は家に帰ると、今日の出来事をハンターのお父さんに話しました。
そしてお父さんは一杯やりにいこうと、いつもの盛り場へ。
酔いが回ってきた所で娘が話したことを明かします。
娘がよぉ……遊んだんだってよ……。
んあぁ?男かぁ?
そんなんじゃねぇさ……
だったらなんだよ
あの霞龍と遊んだんだとよ……ヒック…
霞龍だって?なんかの間違いだろぃ……。
いやぁ、間違いだとは思うけどよ……なんつったって、姿は消すは紫で大きいわ舌は長いわで、思いっきり霞龍の特徴丸出しなんだよ……ヒック…
まぁ年頃の娘だからなぁ……夢に出てきたのをそのまま話してんじゃねーか?ヒック…
だといいけどな……。
お父さんも飲み仲間も、娘がみた夢だということで、その話は幕を切りました……ですが……。
近くでその話を聞いていた一人の狩人がいました。
(伝説の古龍、霞龍だって?ふはは……いい儲け話しを聞いちまったな……。)
その狩人は、不適な笑みを浮かべ盛り場から立ち去っていきました。
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