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霞龍はものの、五分で狩人を殺します。
狩人が死んでも尚、怒りが止む事はなくさらに、死体をグチャグチャにし……肉の塊にしました。
グァアァァア!
霞龍の怒りの雄叫びが響き渡る中、少女は目を覚ましました。
矢は少女に直撃した訳ではなく、かすっただけで少女は気絶していただけだったのです。
そして少女の近くには、血だらけの肉の塊が……少女は龍のしたことに気付きました。
やっぱり龍は龍なんだと……
少女は泣きながら必死に逃げだします。大好きな紫のオカリナを放り投げて……。
ウォォオォン……
ウォォオォン……。
霞龍はなにもいう事が出来ず、ただ悲しい雄叫びをあげることで精一杯でした……。
濡れた目をクルクル回しながら……。
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