あの日の約束

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それでも周りの目を盗んで病室を抜け出してあの大樹の元に向かった。 今にして思い返せばかなり大胆な行動だった。 重い体を引きずって大樹の所につく頃には泥だらけだった。 だが今でも強く覚えている。 その大樹の大きさを、神々しさを幼い自分は感じ取っていた。
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