友達の彼女

17/28
前へ
/162ページ
次へ
「ごちそうさまでした」 カレーを二杯たべ、すっかり満たされたお腹はかなり満足げだ。 「うーん、こんなにきれいに食べて貰えると作った甲斐があったなぁと思えて本当に嬉しいよ」 彼女はとても嬉しそうだ 「さてーじゃあ片付けちゃおうかな」と 彼女は食器を片付け始めた。 「あ、じゃあ僕も手伝いますよ」と立ち上がろうとすると 「いいからいいからタカちゃんはお客様なんだから座って楽にしてて。さすがにもうじきコウちゃんも帰ってくるだろうし」と慣れた手つきでテキパキと食器をさげ台所に向かった。 (出る幕じゃないか…) 素直にコウちゃんの帰りを待つことにする。 (しっかしこんなに可愛くて料理も上手な彼女がいてパチンコかよ…) なんとなく少しイラッときた
/162ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加