友達の彼女

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うん?携帯から着信音が鳴り響く。 「なんだ熊田からか」 それは小林と同じく学生時代からの悪友熊田からの電話だった。 アイツがこんな時間から連絡よこすなんてめずらしいなと思いつつ電話に出る。 「もしもし?」 「おう高橋久し振り」 「あぁ1ヶ月ぶりぐらいかな珍しいなこんな時間に。まだ酒を飲むには早すぎだろ?」 こいつは根っからの酒好きで連絡を寄越すときは大体一杯くり出したい時だ。 「おいおい確かに酒を飲みに行きたいのは確かだが今日はそれだけで連絡したんじゃないんだ」
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