146人が本棚に入れています
本棚に追加
「…ふう」
タバコをくわえ古典準備室で本を読む。
静かだな。
先生もこんな感じだったんだろうな。
ま、タバコは吸わねえけど。
ねえみなこ先生、俺さみなこ先生の事好きすぎたみたい。
だからさ…俺いまだに本気の彼女できねえの。
笑えるだろ?
…この先また本気で惚れる女なんて現れんのかな?
「何思ってんだ、俺…」
落ちそうになっている灰を見て灰皿に落とす。
時計を見ればもうすぐ授業の時間。
「さて…教えに行くか。」
タバコを消し俺は教室へと向かった。
.
最初のコメントを投稿しよう!