早起きは三文の得!早朝の散歩は誰得?もちろん僕得!

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それから数日が経ったある日の早朝6時頃 普通なら外出は認められない時間だけど 真美子さんの病院内での権力(?)により許可が降りた と言ってもほとんどの人に許可が降りているのだが そんなわけで今、川沿いの堤防を散歩している 早朝とはいえ、夏が近いので、既に明るい 僕は少し湿った空気を肺いっぱいに吸ってから、堤防沿いの草の程よく茂った斜面に寝転んだ 心地よい風が僕を夢へと誘って行くのを感じた 僕はそれに身を任せ、浅い眠りに入って行った “もうすぐだ!もうすぐアイツに会える!早く起きろ!” 誰かの声が聞こえた 誰の声かは分からなかった でもその声は確かに聞こえてきた。そして何故か絶対に従わなければならない気がした 僕はその声に従ってゆっくりと目覚めていった .
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