運命

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「話は30年前にさかのぼる…お主は本能寺の変を知ってるか? あの頃はわしもまだ十歳… 未熟であった… あの頃わしは天下に一番近い男に従えていた… その男の名は小田信長… 彼はあの無敵艦隊と呼ばれていた武田軍を滅ぼし、中部地方を統率していた… そして天下統一も間もない頃、明智光秀により殺されたのだ… その時わしは死ぬ間際の信長様の発言に驚いた!」 「いいか…行村…光秀ではない…黒幕は…」 「最後の答えを言う前に信長様は息絶えた…
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