27人が本棚に入れています
本棚に追加
私は幸せな家庭なんか作れないと思っていた。
幼少期は生きることに必死で、大人になってからは数少ない自分の素直な部分を否定し続けた。
本当は幸せな家族と幸せになりたかったのでしょう。
幸せな家庭を持ってから気づいた。
大切な五歳下の夫。
十二歳のときから世話をしている少年。
そして、愛する娘。
でも、娘の父親は娘の顔を見ないままこの世を去った。
私の目の前で。
最初のコメントを投稿しよう!