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ある日玲司が…
「紀冴に一番に報告したくて!!彼女が出来たんだ!!」
そう行って女の子を連れてきた
紀冴が目指してきた女の子とは真逆のタイプ
中学生の頃に聞いた紀冴のタイプとは真逆のタイプ
小さくて細くて可愛らしくて
好きな物はピンクとくま
鞄につけているくまのキーホルダーが何だか眩しく感じた
「よ…良かったじゃん!!」
そんな中、紀冴はただ笑った
こんなに笑ったのは初めてじゃないかってくらい
顔全体で笑顔を表現してみせた
「私用事があるから…ちょっと行ってくる」
そして
全力で走った
こんなに走ったのは初めてじゃないかってくらい走った
不思議と
疲れを感じなかった
そして
こんなに泣いたのは初めてじゃないかってくらい泣いた……
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