プロローグ

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俺は、悩んでいた。 処理研に入るかどうか。 「とりあえず、体験入部に行くか。」 「あ、俺もいくわ。」 そう声をかけてきたのは、同じクラスの根津だった。 「あれ、でも、部室ってどこやろ?」 辺りを見渡す。すると、情報処理研究部と書いた紙があった。 根津も気づいたらしく 「部室ってあれじゃないん?」 「いや、でも、あれは…」 今いる場所は、下駄箱で、貼り紙が貼っている場所は出入り口の隣……… 半開きの… シャッターだった。
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