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半開きのシャッター、通り過ぎる生徒、人を拒む禍禍しいオーラ
「なぁ、えすえふよこれは、部室なのか?」
「俺が聞きてぇよ!」
何か泣きたくなってきた
「とりあえず入ろか」
「あぁ」
俺は勇気を持ってシャッターをくぐると…
インデックスがいた。
「「なんでっ!?」」
根津とハモった
正確には絵なのだが、意外と上手かった。
シャッターの先にはドアがあり部屋があった。
「こんにちは~」
辺りを見渡すと4人位人がいた。
「お、体験入部?」
この人がキム先輩というのは後で知った。
「はい、そうですけど今は何をしているんですか?」
何でだろ、処理研なのにマンガを読んでるようにしか見えないや…
「ああ、パソコン壊れてるから仕方なくマンガ読んでんねん」
悪びれる様子もなく言う
「とりあえず自己紹介な。」
3年らしき女子が
「私は、×××副部長な(通称副部長)」
1年女子2人が
「私は、×××(通称イトさん)です」
「私は、×××(通称スミさん)です」
1年男子が
「ぼくは、×××(通称ツッチー)です」
根津が
「僕は、1年の×××(通称根津)です」
最後に俺が
「同じく1年の×××(通称えすえふ)です」
「じゃあ、自己紹介も終わったし、もう時間やから詳しいことは明日はなすわ」
その日は、それで、解散したけど、
その夜、俺は………
情報処理研究部に入ることを決意した。
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