プロローグⅠ 〈宣戦〉

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天皇 「ひとつ訊きたい。お前のようなヤツが世界中の首脳部に潜り込んでいて、尚且つ一斉に蜂起したというわけだな?」 藤木 「ご明察。 戦わずして勝利することができるということです。素晴らしいでしょう?」 ドヤ顔の藤木。すごく不愉快。 天皇 「素晴らしい? 笑わせるな。バカの下で働いている者もやはりバカということか」 藤木 「なんだと……!?」 今度は一転して色めき立つ藤木。 陛下落ち着いて下さい! そんなこと言ったら相手を刺激するだけですよ! あぁもう、更に近づいて来ちゃったじゃないですか!
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