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父親は仕事もろくにせず
ゴロゴロテレビを
見ていた。
母親も父親も
大嫌いだ。
父親に殴られてるとき
母親は助けてくれない。
母親でつまんなくなったら
私達を虐待、そんな
毎日だった。
5歳だった私は
最早ぐれていた。
万引き、火遊び
お兄ちゃんとやって
母親を何倍も
困らせた。
父親は出稼ぎに行くって
言って女を作って
出て行った。
別に気にしなかった。
だって嫌いだったから。
居なくてもいいし。
いっそ死んで欲しかった。
何年かして、母親が
新しい、父親を
連れてきた。
兄弟して
一日目から｢パパ｣って
呼んでいた。
これで、幸せに
なれるかな..?
殴られないかな?
そんな事を思っていた。
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