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「レクス!待つんじゃ!」
プラス村の村長、パスクは、朝から叫んでいた。
「へっ、やーだね~!」と逃げ回る少年、レクスは、剥ぎ取りナイフを腰に掛け逃げ回り続ける。
「まだ、ハンターになるには、試験が必要だと言っているじゃろう!」
必死の説得も、レクスには意味を成さないようで、「俺は天才だからいいんだよ!」など、ほざいている。
今にも村の外に逃げそうなレクス、「へっ、ちょろいなぁ~」と思いつつ、外に出ようとした瞬間!
ガッ
「な、何すんだよ!」と暴れてみるが、服を掴まれ、空中にいるため、逃れられなかった。
「まったく・・・、まだ狩りは駄目だと言っているだろう!」
父ロウスは、叱っている。「だって・・・」「駄目なものは駄目だ😠」と起こってる。
「ちぇ・・・」
捕まっているレクスの傍に、村長は息を切らしながら走って来た。
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