9月12日 17時43分

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「中途半端に食べると余計にお腹が空くってのは、どうやら都市伝説じゃないみたいね……」 「はぁ……お腹が空きすぎて、もうぐうの音も出ないよ……」 「それ、使い方違う………」 俺が帰って来たら、まるでホットケーキをフライパンに流すようにテーブルに突っ伏した少女らと、カロ○ーメイトの空箱が転がってた。 「まったく、もうちょっと多めに持ってれば良かったんだよ」 「勝手に人様のもの盗み食いしてその言い分はなんだ」 「人様をかっさらった人の言い分ではないわね」 ……はい。おっしゃる通りで。 「ま、まぁそんなことよりおまえ達に朗報だ」 だが彼女達は聞く耳を持たない。 「ただいまから鍋パーティーを行う!」 ……唾を飲み込む音が、ここまで盛大に聞こえたのは初めてだ。
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