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「ここか?ここなのか?」
俺は指で探りながら尋ねる。
「あっ……いやっ! ら、らめぇぇぇぇ!! そこはだめなのぉぉぉぉ!!!!」
春美は必死の形相で訴えるが、そんなこと知ったこっちゃない。
「ほう………ここか」
そう言いながら指で弾く。
「お願い!! そこはやめてっ!!」
あらあら、涙目になってるよ。
「言ったろ? これはゲームだ。ゲームには当然ルールがある」
「お願いぃぃ!! 何でも言うこと聞くからぁぁぁ!!」
その条件は魅力的だったがまぁいい。
「ルールには従わないとなぁ」
そう言って俺は春美の大切なものへと二本の指を突き出しながら再び手を伸ばした。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
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