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休み時間になると、クラスの半数以上のクラスメートが百太郎さんをやるのが日課のようになっていた。
午前中の休み時間の終わりかけの事、ある男子達が
「次の授業で、担任が教壇で転ぶぜ!!オレ達、百太郎さんにたのんだんだぁ!オレ達百太郎さんと友達になったから!友達だから言うこと聞いてくれるって!」
かなり興奮して言っていた。
当時の担任はおばあちゃん先生でかなり口うるさかった。
その男子達はやんちゃな子達で、いつも叱られていた。
その腹いせでイタズラを仕掛けてやろう!と思ったんだろうと思う。
ところが、その授業で担任が転ぶ事はなかった。
アタシは百太郎さんに頼んで先生が転ぶなんて、そんな事ある訳ないよね…あはは。と、安堵した。
しかし、転ぶという結果が無いことに納得いかないクラスメートは結構いた。
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