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昼休みが終わると葉月と離れなくてはいけない。
それが私には憂鬱で仕方なかった
「どうした紫苑?元気ないぞ?」
どうやら葉月は、私が落ち込んでいる事に気付いたご様子。
「えっ?あぁ、なんでもないよ、大丈夫。」
私は、葉月に心配をかけないため、出来るだけ笑顔で明るい声でそう返す。
「そっか、まあ無理すんなよ?」
「ありがとう、じゃあ私そろそろ戻るね。」
そういって、私は逃げるように、自分のクラスへと戻った。
教室へ戻ると、先程まで達也に会いに行っていたであろう恵の姿が私の瞳に移る。
恵も、私に気づいたらしく、トタトタとこちらへ向かってきた。
「あ、紫苑、明日の事決めたいから、放課後少し残っててくれる?」
「わかった。」
「じゃあ私、そろそろ授業も始まるし席に戻るね。」
「またね、恵。」
私が返事をすると、恵は自分の席に戻っていく
それに続いて、私も席に着いた。
それと同じ頃に先生が来て、、また、退屈な授業が始まる。
私は放課後までの二時間、眠い目を擦りながらも、なんとかやり終え、そして放課後。
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