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「お疲れさま~朋也♪」
不意に声が聞こえたので、振り向くと幼なじみの美波(ミナミ)がいた。
肩くらいまでの茶髪のポニーテール。
顔はそこそこ良く、明るい性格なのでクラスの男子からは結構人気がある。
きれるとかなり怖いんだが。
「お疲れ。今日も眠かったな。」
「私は全然眠くなかったよ~。朋也が夜遊びしてるから眠いだけだよ!!」
「してねぇよ!!」
「おっす!!帰るか朋也。」
俺と美波が話をしていると、急にうしろから肩を叩かれた。
こいつは裕二(ユウジ)。
俺の親友で悪友だ。
ゲームオタクで、毎日ゲームばかりしているが、何故か頭は良い。
ちなみにパーマをかけた髪が自慢らしい。
「よし!!美波帰るか。」
「そうだね!!朋也」
「俺は無視かよ!!」
そんなたわいもない会話をしながら、俺達は帰る。
三人とも家は結構近く、毎日帰る時はこの三人だ。
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