1.日常

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「お疲れさま~朋也♪」 不意に声が聞こえたので、振り向くと幼なじみの美波(ミナミ)がいた。 肩くらいまでの茶髪のポニーテール。 顔はそこそこ良く、明るい性格なのでクラスの男子からは結構人気がある。 きれるとかなり怖いんだが。 「お疲れ。今日も眠かったな。」 「私は全然眠くなかったよ~。朋也が夜遊びしてるから眠いだけだよ!!」 「してねぇよ!!」 「おっす!!帰るか朋也。」 俺と美波が話をしていると、急にうしろから肩を叩かれた。 こいつは裕二(ユウジ)。 俺の親友で悪友だ。 ゲームオタクで、毎日ゲームばかりしているが、何故か頭は良い。 ちなみにパーマをかけた髪が自慢らしい。 「よし!!美波帰るか。」 「そうだね!!朋也」 「俺は無視かよ!!」 そんなたわいもない会話をしながら、俺達は帰る。 三人とも家は結構近く、毎日帰る時はこの三人だ。
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