1.日常

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その後は三人で適当に喋りながら歩いた。 「じゃ、明日の昼飯食ったら朋也ん家集合な!!寝坊すんなよ?」 「ああ。分かってるよ。 じゃ、また明日な。裕二」 「また明日な~朋也、美波。」 俺と美波に挨拶を済ませた裕二は手を振りながら、帰っていた。 「明日が楽しみだね!!」 美波は、楽しそうに言った。 「そうか?裕二が勧めてくるゲームっていつも難しい奴だろ? 多分すぐ飽きるぞ。」 「オンラインゲームなら大丈夫だよ!! 朋也と裕二も一緒に出来るし。 三人でそのゲームで最強目指そ!!」 「まぁどうせやるなら、最強目指すか。」 「うん!!」 勿論、俺は最強なんて目指していなかったが、美波の言葉は適当に同意したほうが楽そうだから、そう答えた。 「じゃ、朋也また明日ねー」 気がつくと、もう美波の家の近くまで来ていた。 「おう。また明日な。」 そう言って歩きだす俺を美波は手を振って見送った。 美波のやつ、さっさと家に帰れば良いのに、いつも俺が見えなくなるまで俺を見送ってくる。 あいつの性格的に仕方ないのだが。 美波と別れてから5分も歩けば俺の家だ。 俺は家につくとポケットから鍵を取り出し、家に帰った。
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