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私がまだ若かった頃。
当時18歳。
高校を辞めてからというもの、
とても働く気が起きない。
辞めた高校の制服を着て、みんなと遊んでいた。
いわゆる「なんちゃって高校生」。
だがみんなの卒業が近づくにつれ
次第に遊ばなくなり
暇になった俺。
仕方ないので時給の良いパチ屋にバイトで入った。
地元の小さなパチンコ屋。
年金暮らしの爺婆か
暇を持て余した主婦。
プー太郎の兄ちゃん。
そんな輩しか集まらない。
実に暇なパチンコ屋。
友達より先に社会に出て働いている。
お金を稼いでいる。
そんな優越感に浸っていた。
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