桃色マーブルチョコレート

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…ジ・・・ロちゃん…! ぎゅっと顰めた茶色の綺麗な瞳の投げてくる強い視線が、あたしの瞳の奥に突き刺さって。 「見せてみ。」 って深刻な表情なまま低く言うジロちゃん。 「あれぇ…月守先生!」 真向かいに立ってる松野コーチがあたしの頭越し、驚いたようにそう言ったようだった。 「えっ?なに?なに?月守って、もしや整骨院の先生!?」 「っつか…げっ、ちょっと。何この超イケメンな人!?」 リナ子やゆかっちたちがザワザワ言ってるけど、 もうそんな言葉も、何も耳に入らなくて。 あたしはただジロちゃんの顔を見つめたまま、 時間をとめていた。
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