第壱夜

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気付けば 山道を突っ立っていた。 回りに見えるのは 木、木、木。 何を思うのか、 歩き出す自分。 ひたすら 一本道をブラブラと さ迷い歩く。 歩き疲れたのか しゃがみこむと すぐ隣のは 兵隊がいる。 しゃがむ直前までは 居なかったはずなのに、 そこには確かに 居る。
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