第壱夜
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だけど 何故か全く動じない 自分が兵隊の顔を 覗き込んだ。 が、 顔は真っ暗で 表情はおろか 全く何にも見えない。 何か呟いて いるようだけど、 この夢には 音がない。 理解出来ずに 立ち上がると 回りに居るのは 一人じゃなかった。 道の脇にだらりと 座り込む兵隊だらけで 全ての兵隊が 自分に視線を 向けていた。
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