第一章 もう一人の化け猫

20/21
前へ
/41ページ
次へ
  「・・6月下旬。音無シンヤ、化け猫と接触・・妖に襲われるも化け猫に救助され、そのまま同姓生活。」 「・・!」 「7月上旬。学校にて赤い部屋に遭遇、苦戦の末退治。」 「・・・・」 「ほぉ~これ解決したのシンヤくんかい、これはなかなか出来ることじゃないと思うよ?」 まさか本当に調べあげてるとは・・ それよりも・・俺はあの犬の少女の一件が頭をよぎった。 これということは、コイツらはあの存在を・・あの娘を認識していた事になる。 「何故・・なんであの赤い部屋を放置してたんですか?」  
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

40人が本棚に入れています
本棚に追加