第一章 もう一人の化け猫

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  「・・・・ま、色々と理由はあるけど取るに足らない理由からかな」 「・・!」 コイツらは力があるのにアレを・・あの娘を放置したのか? 「後は・・同じく7月上旬。へぇ神様の救出劇ね・・問題は神様じゃなくて女の子の方かな」 「・・相当調べあげてるみたいですね」 「まあ、そういう力もあるからな。俺にはないけど」 煉は、人差し指をクルクル動かしながら思い出すように話していたが・・そこまで言って目付きが変わった。 「そして、今日。君は俺らに出会う。」 「・・ッ!」 「さあ、話して貰おうか? 月下・・化け猫は何処にいる?」  
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