第二章 もう一人の化け猫・弐

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  「傷痕は、鋭利な爪に引っ掻かれ内臓を抉られ・・最初の一撃目で即死だったそうだ。」 『・・・・それが奴の生きてる証拠には・・』 「手口が似ているだろ・・それに奴は殺した相手の血をぶちまけるのが好きな奴だ。」 『・・・・。』 「それに見た奴もいる。猫耳に尻尾・・そして血で赤く染まった白い毛並みの奴をな」 ・・・・・・。 「ミケ・・貴様はどうする?」 『・・・・なにがじゃ?』 「もし仮にアイツだったとして、俺達は奴を退治する。」 『・・・・私はもうお主らに関わるつもりはさらさらない。』 そう・・もうあんな想いはたくさんだ・・  
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