第4話

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第4話

今回は ちょっと悲しい話し…       認知症の人は 自分の体調の変化も 忘れて しまうんだよねぇ… 例えば お腹が痛くても 痛いって感覚も 忘れてしまう… 嘘の様で ホントの話し… だから 認知症の人の看護は 少しの変化も 見逃せられない…       とある ばあちゃん… 座ったまま 息を引き取ってた… この日 NANAは仕事じゃなかったから 詳しい事は 解らないけど びっくりした… 多分 何処かどうかあったハズ…       でも 訴える事が出来ない ばあちゃんは 訴える事も忘れて ベッドに腰かけたまま 逝ってしまったんだよね…       腰が曲がったばあちゃん… 棺に入らなかったみたいで 横向きで 棺に入ったんだって… あんぱんが 大好きなばあちゃんで 祭壇には あんぱんが 沢山置いてあったらしい…       みんなの事を 物凄く気にかけて 自分のカラダより 人のカラダを 気遣うばあちゃんだった…       天国に行っても 人のお世話ばっかり してるんだろね…       ご冥福を お祈りいたします…  
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